2014年12月23日火曜日

記)年賀状


今年もまたギリギリまで手をつけず
焦りはじめた年賀状
最近はずいぶん多様化し 習慣も人それぞれのようですが
元旦に年賀状を受けとり一枚一枚ながめるのは
はじまりの日の恒例で できるなら続いてほしいので
やはり年賀状の準備をします

さて 来年の干支はひつじ
”未”は昧や味の意味で
後に羊の字があてられたそう

羊に関して南方熊楠は十二支考のなかでこんないわれを挙げています

ー南方熊楠『十二支考』(岩波文庫)ー

『春秋繁露』におよそ卿に贄とるに羔を用ゆ。
羔、角あれども用いず、仁を好む者のごとし。
これを執うれども鳴かず、これを殺せども号ばず、義に死する者に類す。
羔、その母の乳を飲むに必ず跪く。礼を知る者に類す。
故に羊の言たるなお祥のごとし。
故に以て贄となすとあるなども本来を誤った説で、
羊が生来吉祥の獣たるにあらず、もと羊を神に供えて善悪の兆しを窺うたから
祥の一字を羊示の二つから合成したのである。


未年
めでたい兆しです


2014.12.23


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