2014年11月28日金曜日

記)手績み麻 パンツ(大正時代)


大正時代に仕立てられた
手績みの麻布のパンツ

                   


おしり部分のパッチが実用的かつ洒落ている

おおらかで丁寧なボタンフライの仕立て
ボタンホール、ボタン付け
布の耳をいかしたおしり部分のパッチ



手績み(てうみ)ー 人の手により、細かく裂いた繊維の先を二つに割り
つぎの繊維の根元を挟み込んで撚りをかけつないでいく
これをためておき糸車で撚りにかけ糸にする

参)別冊太陽 『日本の布 原始布探訪』 平凡社


2014.11.28

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