青空に 綿菓子のような雲
縁日での定番「綿菓子」
綿菓子の思い出は
その昔 父とでかけた近所の夏祭り
生まれてはじめて綿菓子を買ってもらった私は
嬉しくて小躍りしていたと思います
ただ
育った家では お菓子など買い食いをしないというのが決まり
もちろん この時もそれは適用され
家まで持ち帰らなくてはならないという難題が...
お祭りもそっちのけで
必死で家にたどり着いたときには
フワフワの綿菓子はちいさな砂糖のかたまりに
どんどんしぼんでゆく綿菓子と 涙で曇る祭りの景色
四十年近く経った今では笑い話
その度に 「本当に悪いことをした〜 」と
頭をかく父
苦くて甘い思い出
2015.8.11
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